loserの将棋blog

将棋専門ブログです。棋力向上を図ります。

【解説】異例の終局を見せた竜王戦第6局!!

こんばんは(*^▽^*)

ふぅ~、やっと金曜日の夜になりましたね(*^_^*)

今週も長く辛い一週間だった。仕事辛すぎるンゴw

さぁ、将棋するぞーーー!!!

てか私には将棋しかないし。将棋しかねぇだよ自分には!!!!!

自分にとって生きるということは将棋を指すこと。(この人、プロでもないのに何言ってんだw)

自分には将棋しかもうないんです。

 

さて、今日は異例の終局を見せた竜王戦第6局をガッツリと解説していこうと思います!!

少し上級者向けの内容になってしまうかもしれませんが、初心者や級位者の方にもわかりやすく書くように尽力しますので、是非最後まで読んでくれると嬉しいです(^-^)

 

 

竜王戦第6局

いや~、まさか横歩取りになるとは。そして、まさかの2日目の昼食前に終局。

羽生竜王は以前はかなり横歩取りを指されている印象がありましたが、最近は指されていないなぁと思っていたのでちょっと調べてみました。

そしたら、なんと5月の名人戦第4局対佐藤天名人戦以来指されていませんでしたΣ(゚Д゚)しかも負けてる。。。まあ、後手だけど。

ここで「横歩取りって何?おいしいの?」って方もいるかと思いますので、少し横歩取りについて解説させていただきます。

 

横歩取り:相居飛車で飛車先の歩を交換した後に、先手が3四の歩を飛車で取る変化です。かなり激しい将棋になります。(下の画像参照)

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画像の局面から、次の後手の指し手の変化がいくつかあり、最初のターニングポイントと言えます。

一番多い手は間違いなく3三角になるかと思います。他には2八角成や3三桂馬といった手があります。

私は一時期後手で2八角成からの4五角打(いわゆる4五角戦法)を使いまくっていた時期があります。

私が下した結論としては4五角戦法は後手不利と言わざるを得ない気がします。

攻めていて気分はいいですが、適切に受けられると勝てないですね(´;ω;`)

八角成から7六飛車の横歩取りも結構対局しましたが、こちらも後手は厳しいかと思います(-_-;)

横歩取りは短手数で終局することが多く、一手のミスでかなり悪くなったり、研究勝負の側面が強いのでいずれにしても初心者にはオススメしません。

まずは矢倉棒銀をしよう!!(笑)

 

今回の竜王戦では一番実力勝負になりやすい3三角になりました。

てか、最近のプロの対局での横歩取りは9割くらい3三角です。

本譜では20手目に後手が7六飛車とし、その後飛車を交換するかなり激しい対局になりました(;^ω^)

お互い飛車を持ち駒にして、いつでも角交換できるなんて、楽しすぎる!!!!!

ワクワクを通り越してゾクゾクするわ(*‘∀‘)

これだから横歩取りはやめられねぇ。

 

取り乱してすみませんでした。落ち着いて、解説を続けます。

私が一日目の局面で一番気になったのは下の画像の局面です。

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この局面で羽生竜王は6二銀と指されましたが、6五角、同飛車、8七桂馬だとどうだったのでしょうか?(下の画像参照)

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十分後手が指せる展開だと思うのですが、、、

7八金とされて厳しいのかな?

それでも9九香成、1一角成、8七歩成で、、、

教えて強い人!!

 

それでは長くなりましたので、今日はここまでとします。

次回は後編ということで終局まで見ていきます!

おやすみ~良い休日を(*´ω`)

 

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